今日は、
くうさん、29歳、女性、専業主婦の方からの投稿だガー
私は29歳の専業主婦です。
男の子と女の子、二人のママをしています。
まだ小さい二人の子供を連れて買い物に行くのは、思ったより大変で、帰ってくる頃にはヘトヘトになっています。
特に男の子はわんぱくで、スーパーの中を走る、大声を出すなんて日常茶飯事で、こちらがいくら怒っても全く耳に届いていません。
ある日、いつも通り二人を連れて買い物に行くと、子供が「おもちゃを買いたかった」と、レジで大声で泣き始めました。
時々、私や子供に向かって「走るな!」とか、「うるさい!」と言ってくる人がいて、私も必死でやっているのになと落ち込むことがあるので、その時も必死でなだめていました。
すると、あるおじいさんが声をかけてきたのです。
「ああ、また怒られる」私は心の中で覚悟しました。
だけどおじいさんが口にしたのは、予想外の言葉でした。
「子供の泣き声なんて久しぶりに聞きました。こんなに大きな声で泣けて、本当に元気でいいですね。私の方が元気を貰ってしまいました。ありがとう。」と。
自分が想像していた言葉とあまりに違う温かい言葉に、一瞬止まってしまいました。
ですが、時間が経つにつれて、その言葉がジワジワと染み渡ってきたのです。
今は毎日必死で子育てしているけれど、大きな産声をあげて生まれてきてくれたこと、それがどんなに奇跡だったか、そして今、私の隣で元気に育ってくれていること、そんな当たり前に思えていた普通のことへの感謝がわいてきて、息子に「元気に育ってくれてありがとう」と、そんな気持ちを思い出させてくれたのです。
いつかは手を離れてしまう子供。ずっと一緒にいられると思っても、意外と早く過ぎてしまうかもしれない。
改めて、子供と一緒にいられる、今この時間を大切に過ごそうと思ったのでした。
こんな温かい気持ちを思い出させてくれた、あのおじいさんの言葉に感謝しています。