今日は、
きーちゃん、70歳、男性、塾講師の方からの投稿だガー
私は70代男性、妻と二人暮らしです。
ある50代の知人女性とのお話です。
その方はリュウマチの病気を持ち、一人暮らしで生活保護を受けて大変苦労している女性です。
身よりはなく、友達もほとんどいない孤独な生活を続けていました。
うちの妻が、ひょんなことからその女性と知り合いになり、彼女が一人暮らしをしているアパートに度々(たびたび)尋(たず)ねることになりました。
何かしてあげたいと思うのか、時には食べ物、時にはタオルなどの日用品を持って行ったりしていました。
そんな日々が続いて、数年経ったある日、その女性が住んでいるアパートが解体されることになりました。
そのアパートは建ってから、かれこれ50年ほど経過しており、すでに所々崩れかかった状態でした。
とにかく4~5か月後には、アパートから立ち退いてもらいたいということを、突然、大家さんから告げられたのだそうです。
彼女は全く身寄りもなく、引っ越す当てもないので途方に暮れる毎日でした。
そんな時、私の妻と妻の知り合いの夫人が、何件もの不動産屋さんをかけずり周り、2DK以上、部屋代3万8千円以下のアパートを探し続けましたが、条件に見合う物件がなかなか見つかりません。
見つかったとしても、引っ越そうとしている本人の気に入るものではない物件ばかりでした。
しかし、それでも諦めず、何十件という物件を見て回っていたところ、とうとう希望に合う物件が見つかったのです。
その間、およそ4か月ほどの時間が経っていました。
現在は本当に冷たい世の中で、人と人との繋がりが決して強いようには思えません。
そんな時代の中で、今回のように、見ず知らずの人から友達になり、その人を懸命に助けてあげるというのは、とても素晴らしい話ではないでしょうか。
音声バージョンはコチラだガー☆