今日は、
ももこさん、50歳、女性、会社員の方からの投稿だガー
私は50歳、会社員の主婦です。
これは私が1か月ほど前に、仕事に行く前のあわただしい時間帯の中、テレビから流れてきたニュースです。
深夜1時頃、新宿駅の小田急線ホームで人身事故があり、終電が止まってしまい、帰宅途中の方たちが立ち往生していたそうです。
そのような誰もがイライラしてしまうような出来事が起きてしまった時に、ある二人のミュージシャンがサックスを演奏し、苛立つ人々の心を癒したというニュースです。
終電は遅れに遅れ、皆、ホームに座り込んでかなり暗い雰囲気になっていたところ、周囲の方から「何か演奏してほしい」との声がかかったそうです。
そのミュージシャンの方は、「こんな状況の中で、演奏していいのか?」とかなり躊躇(ちゅうちょ)したとのことでしたが、結局その時は10曲ほどを演奏されたそうです。
初めは怪訝(けげん)な顔をしていた人たちも、だんだんと流れてくる音楽に耳を傾けていきました。
そして人身事故の処理も終わり、午前2時過ぎに終電が動きだした頃。
ホームは、さっきまでの暗かった雰囲気がまるでウソのように明るいムードになっていたんだそうです。
音楽を聴いていたことで、イライラしてささくれ立っていた人たちの心が癒され、明るい気持ちになれたようでした。
演奏後、そのミュージシャンの人たちは「勝手なことをしたから、駅員さんたちに怒られるかも」と思っていたところ、駅員さんからも感謝の気持ちのカードを頂いたそうです。
すぐそばにいる、無名の方たちの優しさを感じ、ほっこりしました。
音声バージョンはコチラだガー☆