今日は、
プクリさん、43歳、男性、自営業の方からの投稿だガー
43歳男性、自営業です。
我が家の斜め前に児童公園があります。
夕方になると、そこに小学3年生くらいの男の子が、妹と思われる小さな女の子を連れてやって来ていました。
週に4回ほどでしょうか、ブランコや砂場で二人で遊んでいる姿をよく見かけました。
同じくらいの年齢の他の男の子達は、近くの道路で集まって遊んでいるのに、その男の子はその輪に入っていけないのか、いつも寂しそうに妹といるので、私は内心ちょっと気になっていました。
他に友達がいないのかなと思って。
ある日、熱帯魚のえさを買いに、ペットショップに行ったときのことです。
その男の子と女の子が、パパとママと一緒に子犬売り場にいて、ウインドウ越しに家族で色々話し合っていました。
あの男の子が真剣な眼差しで、「絶対に散歩するから」「必ず世話をするから犬を飼いたい」とパパとママに訴えていました。
でもパパとママは犬を飼うのは、反対っぽい感じに思えました。
私も小学生の時に、親に何度もお願いして、ようやく犬を飼ってもらうことができたので、まるで昔の自分を見ているような気持ちになりました。
犬を飼いたいけど飼えない、子供にとってこんなにつらいことはありません。
それから1ヶ月が経った頃、久しぶりにその男の子と妹が公園にやって来たのですが、もう一人(一匹)連れていました。子犬です。
その男の子は、今まで見たことのない満面の笑みで子犬と一緒に走り回っていました。
三人(二人と一匹)で仲良く楽しそうに遊んでいる姿を見ていると、胸が熱くなりました。
「子犬を飼うことができて本当に良かったね」と思いました。
今、公園は三人(二人と一匹)だけでなく、他の男の子や女の子も集まってきて、みんな一緒に遊んでいます。
子犬がきっかけで友達ができたみたいです。
これまでシーンと静まりかえっていた公園が、とてもにぎやかになりました。
子犬の持つ力ってすごいです。私を含めみんなを笑顔にしてくれています。
子犬を含めた子供達には、これからもずっと、みんな仲良く遊んで欲しいと思います。
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